【先輩×後輩対談】 未経験からアプリ開発の社内第一人者へ!

ISOGAWA(2010年入社/システム開発部長)
KAGIMOTO(2015年入社/アプリエンジニア)

Interview no.3
チームワークteamwork

未経験でジェニオに入社し、現在はアプリ開発の最前線で働いているアプリエンジニアと彼を育てた開発部長の対談を通して、未経験からアプリ開発の社内第一人者へ人財を急成長させた背景をお伝えできればと思います。

「部下のやる気を信じて仕事をまかせる」育成術

- まずは自己紹介からお願いします。

ISOGAWA:私はシステム開発部門の部長をしていて、エンジニアをとりまとめているほか、自分でも設計や開発をしています。KAGIMOTOくんは私の部下ではありますが、私も現役エンジニアですので、戦友みたいな存在でもあります。

KAGIMOTO:光栄です(笑)。私はおもにiOS、Android等のスマートデバイスのアプリ開発を担当しています。ジェニオでは未経験で入社した私のようなエンジニアにも、仕事をまかせてくれ、入社してからかなりの数のプロジェクトを完遂しています。

ISOGAWA:そうそう。でも、KAGIMOTOくんだからまかせることができたというのもあるかな。KAGIMOTOくんが、職業訓練校のインターンとしてジェニオに来てくれたときから、やる気がハンパなかった。「未経験でもできないなりにモノづくりをやってやるんだ!」みたいな強い意志があったし、インターンなのに夜まで仕事をしているのを見て「こんなインターンいるかよ!?」って驚いたと同時に、「こんなにやる気があるなら絶対に成長するな」って思ったよ。

KAGIMOTO:なんか照れますね(笑)。でも、あのときは「仕事だからやらなくちゃ!」というより、開発することが楽しくて仕方なくて、「作業をとめられなかった」という感じです。とにかく自分でプログラムをつくることがおもしろかったんです。

ISOGAWA:KAGIMOTOくんの前職はイラストレーターだよね? まったくの未経験から、どうしてエンジニアになろうって思ったの?

KAGIMOTO:イラストレーターの仕事もおもしろかったんですけど、所属していた会社が経営不振に陥ってしまい、将来のことを考えなおすきっかけになりました。父がSEをしていて「自分の手で開発できるのは楽しそうだな」と思っていたのと、SEという職業の安定性に惹かれてこの道を選びました。しかも、プログラムはイラストと違って、お客さまに継続して使ってもらえるところがいいですよね。ISOGAWAさんは、キャリアのはじめからIT業界でしたよね?

ISOGAW:そう。中学時代からゲームが好きで、「将来はゲームをつくる仕事に就きたい」と思って、プログラミングの授業がある高校に入学。大学もIT 系の学科に入って、IT業界へ就職したんだ。将来の独立に向けての修業という考えでベンチャー企業に入社したんだけど、その会社からジェニオにSESで派遣されてきていたんだよね。ジェニオでの業務は終わって、派遣元に戻っていたんだけど、その会社が倒産してしまって・・・。独立したいと思っていたのは、「服装や上下関係の枠にとらわれず自由に働きたい」という気持ちが根底にあったから。ジェニオはとても自由な社風だったから、「ここなら独立せずとも理想の働き方ができる」と思って、ジェニオへ入社したんだ。

KAGIMOTO:ジェニオは、エンジニアに裁量を与えてまかせてくれるし、堅苦しくなく、リラックスして働けますよね。

ISOGAWA:そうなんだよ。私が入社した当時なんて、社長は金髪だった(笑)。もちろん、TPOをわきまえることが前提だけど、社長のラフさが決め手だったね。

なんでも相談できる上司の存在がありがたかった

ISOGAWA:アプリ開発って日々技術が進化していて、最先端の情報をキャッチアップし続ける必要があると思うんだけど、KAGIMOTOくんはアプリ開発については知識も技術も積極的に勉強しているよね。その原動力はいったいどこにあるのかな?

KAGIMOTO:そうですね。やっぱりプログラミングが好きだからだと思います。それから、仕事をまかせてもらえるジェニオの社風ですね。自分が開発したアプリがストアに公開されて、世間に出ていくっていうのは、緊張とワクワク感があります。はじめて自分ひとりで仕事を完遂した成果が、世の中に公開された瞬間は、これまでの人生で一番うれしかったです。そして、一番は、これまでISOGAWAさんがサポートし続けてくれたおかげです。

ISOGAWA:ありがとう(笑)。はじめは仕様書通りにつくることで、せいいっぱいだったけど、今では「こっちのほう効率がいい」とか「よりよくするためにライブラリをつくりたい」といった提案をどんどんしてくれるよね。まさに、「“自分の頭で考えてモノづくりができるエンジニア”になったんだな」と実感するよ。

KAGIMOTO:それはISOGAWAさんが困ったときに具体的な相談にのってくれる上司だったというのが大きいです。入社当時はまだ、アプリ開発は新しい分野だったので、「上司がアプリ開発の経験が豊富じゃない人なので、相談できない」といった話も多い中で、具体的なところまで踏みこんで、手を差し伸べてくれる上司というのは私にとって本当にありたがい存在でした。エンジニアの体調にも気を配ってくれ、スケジュールとクオリティの両立なども考慮し、どうしても納期が遅れてしまうときは、上司として顧客に謝ってくれましたよね。

ISOGAWA:それが上司としての役目だからね。納期に間に合わせるのは最優先ではあるけど、ごくたまに、イレギュラーな対応とかでどうしても調整が必要なこともあるから。

KAGIMOTO:本当にありがたいことです。しかもISOGAWAさんとは趣味も合って、お互いにアニメ好きなんで、「今、何のアニメがおもしろいか?」というようなやりとりもひそかな楽しみです(笑)。本当にISOGAWAさんは、上司として完璧です!

キャリアビジョンの実現に向けて

KAGIMOTO:ISOGAWAさんのようなエンジニアをめざすためにも、今後は後輩たちに対して、自分がしてもらったように、仕事をまかせながらサポートしていきたいですね。個人のレベルにあわせて研修も用意されていて、一人ひとり確実に知識をつける事ができます。新入社員でもやってみたいことがあれば、積極的に挑戦の場が提供されるので、ジェニオ流の人財育成のいいところを大切にして後輩の育成に取り組みたいです。

ISOGAWA:私は「次世代通信」を見すえた開発や提案をしていくことを目標にしています。アプリ開発の進化はめまぐるしいので、常に次世代の技術を追求し、最先端の開発にチャレンジしていきたいです。やはり、モノづくりが好きなので、現場もマネジメントも両立しながら作業効率を上げたり、みんなが働きやすい環境をつくっていきたいなと思っています。