女性のライフイベントにあわせた働き方ができる会社です

システムエンジニア
MINAMI(2007年入社)

Interview no.4
キャリア形成career development

開発案件のプロジェクトマネジャーとして、要件定義における顧客とのやり取りから進捗管理、納品後のフォローまでを担当。
2児の母で、入社当時からテレワーカーとして勤務。「仕事も家庭もおろそかにしたくない」と子育てと両立しながら、エンジニアとしてのキャリアアップをジェニオで実現。

高い企画提案力で在宅ワークでも顧客から厚い信頼を得られた

現在、プロジェクトマネジャーとして2本のプロジェクトを同時進行で担当しています。ひとつは自治体の案件で、就活支援のサイトとアプリの開発。もうひとつは、教育系の企業の絵本の読み聞かせサイトの運用全般。こちらは、10年ほど継続してご依頼をいただいています。

自治体の案件はリピートのプロジェクト。以前は子育て支援のサイトとアプリの開発をご依頼いただいていました。ありがたいことに「またジェニオに頼みたい」「またMINAMIさんにプロジェクトを担当してもらいたい」といったご依頼が多いんです。

担当した案件にご満足いただき、同じお客様からどんどんリピートのご依頼がくる、というのはプロジェクトマネジャーとしての大きなやりがいにつながっています。

案件のリピートにつながっているのは「企画・提案」の部分が大きいのではないかと思います。例えば、他社さんと共同で受注した場合に、他社の社員の方と一緒にお客さまのところへ出向くことがあります。他社さんの場合、お客様と直接、やり取りするのはシステムに詳しくない営業の方が多く、必然的にお客様からの技術的な質問については、私がこたえることに。

エンジニアが最初の段階から、直接、お客様とやり取りするのがジェニオのやり方。「こういう仕様であれば、ご要望に沿ったシステムが作れます」といった、エンジニアとしての提案をどんどんしています。

お客様の課題をヒアリングし、「どうしたらもっとよいものがつくれるか」を考え、スタッフと相談しながら提案に落としこむ。そうすると、お客さまのほうから、どんどんご相談いただけるようになるんです。「ジェニオさんに相談すればいい提案をしてくれる」と思っていただけているのだと思います。

複数の案件を同時に動かしているので、「管理が大変だ」と思うことはありますが、「仕事がつらい、苦痛だ」と感じたことはいちどもありません。お客様とよい関係を築けていることや、在宅でムリなく働けるペースができあがっているからだと思います。

キャリアを中断せず活躍できる職場環境

結婚を機に、仕事と家庭の両立を考え、前職でもプログラマーとして在宅勤務をしていたので、実はテレワーク歴は20年近くになります。

プログラマーは納期までに仕様書の通りにプログラミングを終える仕事のため、テレワークを選択しやすい職種でした。その後、子どもを授かり、ますますテレワークでなければキャリアを継続できない状態に。ジェニオに転職するにあたって、テレワークを続けることを条件に入社しました。既にテレワーカーとしての実績があったのと、代表の米田自身が同時期に子育て世代となり、会社としても、女性のライフイベントに合わせたキャリア形成を検討するタイミングであったことも大きかったです。

ジェニオ入社後に2人目を授かり、産休、育休もしっかり取得しましたが、ブランクを気にせずに復帰でき、キャリアアップしながら働くことができています。私がキャリアを中断せずに活躍する場を与えてくれたことに感謝しています。以前は育児や介護といった特別な理由で希望者のみ実施していたテレワーク制度も、現在は全社的に採用され、社員全員が場所に縛られず業務ができる体制を整えています。

プログラマーからPMへキャリアアップ

ジェニオでは、小規模案件であれば、プログラマーが直接お客様との打ち合わせや要件定義なども行うこともあります。私もプログラマーでありながら、顧客折衝を行うこともあり「自分にはプログラマー以外にもっと価値を発揮できる仕事があるんじゃないか」と思うようになってきました。それで、経営陣に「プログラマーをやめたい」と、正直に相談したところ、提案されたのがプロジェクトマネジャーの仕事でした。

IT環境も発達し、在宅でもお客様とのやりとりや、メンバーとコミュニケーションが十分に可能になってきている。働く環境を変えずに、チャレンジできるかもと思い、引き受けました。ちょうどプロジェクトマネジャーが退任してしまった案件があって、それを引き継ぐところからスタート。プログラマーとして上流工程も経験していたこともあり、プロジェクトマネジャーとしてのスタートは切りやすかったですね。

私の例のように、キャリアプランを考え直したいといった相談も、こころよく認めてくれ、支援してくれます。めざすキャリアについて上長としっかり話し合う場がもうけられているのもジェニオのよいところです。

キャリアのステップアップの段階も様々で、いきなりプロジェクトマネージャーはハードルが高いと感じる場合は、プログラマーとして、上流工程に携わることも可能です。「プログラミングだけに集中したい」「プログラマーのまま上流工程にも携わってみたい」「いずれはプロジェクトマネジャーになりたい」それぞれの描く理想のキャリアごとに、いくらでも活躍の舞台を与えてあげられる環境が、ジェニオには整っています。

自分らしい柔軟な働き方を追求したい

今後の目標としては、「短期間でも成果をあげられるようになる」こと。短期で成果をあげることができたとしたら、空いた時間に別の仕事にチャレンジするなど、より柔軟な働き方が追求していけるのではないかと思います。

ジョイントベンチャーのようにそれぞれが希望する働き方で、いろんな技術や能力をもった人たちが集まる組織のあり方がひとつの理想です。そのためにも、仕事に問題意識をもって取り組める方と一緒にお仕事ができればいいなと思います。